コンセプトが全ての基本

先に、注文の流れや簡単な店舗設計について考えてみましたが、もっとも大事なことがコンセプトです。どんな店舗設計にしようかな?動線も考えなくてはいけないのかなどいろいろお悩みのこととは思いますが、それらの悩みを解決する指針となるのがコンセプトです。 どのような層のお客様に来ていただきたいのか、どのようなものを提供するのか、どのような店舗でありたいのか。そんなことを考えるところからコンセプト作りが始まります。ただし、私が念を押しておきたいのが、マーケットの需要を満たさなければならないということです。オーナーがどんなに素晴らしいと思うコンセプトや店舗を考えたところで、そこに市場のニーズが存在しなければどうにもなりません。また、一般的に市場ニーズを1から作るというのはとても大変なことです。ここを忘れていけません。結構、市場動向も考えず、自分の思いだけで、喫茶店などをはじめる人がいるのは事実です。ライバルが少ない、昔ならよかったのですが、現代では、昔ではやらなかったようなことも考えて店舗作りをしなければ、なかなか集客できないのです。


コンセプト作りの参考

あまり考えていても何も前に進まないのですが、コンセプト作りに悩んだら、スターバックスの本やドラッガーの本を読んでみることをオススメします。コンセプトや使命と実際の経営に結びつけるということは、アメリカなど海外の会社の方が発達しているように思います。日本の会社は、社是があったり、それを唱えたりという活動をしていますが、実際に社是に基づいて行動するということは少ないのではないでしょうか。あっ、それとリッツカールトンホテルのクレドというものもこれを機に学んでみるとよいと思います。
いきなり現場で使えるレベルにするというのは、難しいのでそんな考え方があるのかと頭の片隅に入れておく程度でよいと思います。実際は、事業をやりながら、お客さんの意見や自分の思いをきいて、徐々にコンセプトが固まってくるというが普通だと思います。
そういう意味で、初めてのお店作りは必ずあとから不満や改善点が出てくるものではあります。それは仕方がないことだと思います。